●地上に降り注ぐ紫外線量の増加
地上に到達する紫外線量は、オゾン量の減少によって増加することが知られています。
紫外線は特にオゾンホールが拡大している南半球のニュージーランドやオーストラリアなどでより深刻な問題になっており、 ニュージーランドではオゾン量の減少に伴って紫外線量が増えていると考えられています。 2002年のUNEP(国連環境計画)の報告では、10箇所以上の観測点において、1980年後半により紫外線量が6~14%増加していると考えられています。また日本では、1980年代と比べて、月より最大で6%程度、紫外線量が増加していると考えられます。
紫外線は特にオゾンホールが拡大している南半球のニュージーランドやオーストラリアなどでより深刻な問題になっており、 ニュージーランドではオゾン量の減少に伴って紫外線量が増えていると考えられています。 2002年のUNEP(国連環境計画)の報告では、10箇所以上の観測点において、1980年後半により紫外線量が6~14%増加していると考えられています。また日本では、1980年代と比べて、月より最大で6%程度、紫外線量が増加していると考えられます。
●人体や動植物への影響
有害な紫外線(UV-B)は、動植物の発育を妨げるなど、生態系に影響を及ぼすほか、人体に対しても、皮膚がんや白内障をいった病気の発症、または免疫機能の低下といった影響があるとされています。
●海外の紫外線対策の取組
オーストラリアでは古くから紫外線の予防に取り組んでいます。
1980年代にはじまった「サン・スマート」プログラムでは、子どもたちに「長袖のTシャツを着よう」「日焼け止めクリームを塗ろう」「帽子をかぶろう」と呼びかけています
また、学校では「帽子をかぶらない子どもは外で遊んではいけない」と指導しています。
1980年代にはじまった「サン・スマート」プログラムでは、子どもたちに「長袖のTシャツを着よう」「日焼け止めクリームを塗ろう」「帽子をかぶろう」と呼びかけています
また、学校では「帽子をかぶらない子どもは外で遊んではいけない」と指導しています。